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医療費キャッシュレスサービス高額医療費の際も安心

非日常の連続とも言える海外旅行では、気候や食べ物の変化などが原因で体調を崩しやすいと言われています。そんな時は、病院で診てもらうなどして早く回復するよう努めればよいわけですが、気をつけたいのは医療費です。症状が軽く、医療費も小額で済むような場合であれば何ら問題はありませんが、手術や入院など医療費が高額になるケースは要注意。

高額と言っても程度の問題で、現金やクレジットカードなどを使って自分で払える範囲であれば、問題にはなりません。後日、保険会社に請求すれば自分の懐が痛むこともありません。問題となるのは、支払い能力を超えるくらい医療費が掛かる場合です。病院によっては、医療費の支払いができないと判断されると、治療を拒否されることもないわけではありません。緊急を要する時に治療を断られてしまったら・・。考えただけでもゾッとします。

『海外旅行保険があるから大丈夫なんじゃない?』というような声が聞こえてきそうですが、医療費は本人が窓口で精算してから後日保険会社に請求するのが基本の流れになりますので、海外旅行保険に加入しているから100%安心とは言えないわけです。

そこで頼りになるのが、海外旅行保険の医療費キャッシュレスサービス。窓口負担が回避できるサービスですが、その内容について以下でまとめましたのでご覧下さい。

医療費キャッシュレスサービスを理解するための3つのポイント

①窓口でお金を払わずに医療が受けられるサービスです

数千円程度の医療費なら、誰でもその場で払えると思いますが、手術や入院を伴うなど、医療費が高額になるようなケースでは、手持ちの現金やクレジットカードでは払えない可能性が生じます。そのような時に助かるのが医療費キャッシュレスサービスで、本人に代わって、保険会社が医療機関に直接医療費を払ってくれます。

なお、当サイトでは、主に医療費キャッシュレスサービスと言うことが多いですが、キャッシュレスメディカルサービスと言ったり、キャッシュレス治療(診療)サービスと言うなど保険会社によって呼び方は色々ありますが、意味するところは同じです。

②そのメリットは?

冒頭でも触れましたが、海外の病院では、医療費の支払いができないと判断されると、診察や治療を拒否されることもありますが、医療費キャッシュレスサービスがあれば、医療費の支払いは保険会社が医療機関に対して直接行うため、払うお金がないことを理由に診察を拒否されるなどの心配がなくなります。

③海外アシスタンスサービスの一つ

クレジットカードの医療費キャッシュレスサービスの多くは、海外旅行保険の周辺サービスを総合的に提供する海外アシスタンスサービスの一つとして提供されています。そのため、単に医療費キャッシュレスサービスが受けられるだけでなく、何らかの保険事故が生じた際に極めの細かい対応をしてもらうことが可能です。

具体的には、医療費キャッシュレスサービスのほか、現地医療機関や日本人医師の紹介、外国人医師との通訳サポートや救援者の渡航手配や医療機関への移送サービスなど、あげればキリがないのでこのくらいにしておきますが、こうしたサービスを海外旅行保険の保険金の範囲内で行ってくれるのが海外アシスタンスサービスなのです。

また、医療費キャッシュレスサービス付きのクレジットカードを選ぶということは、単に保険事故に対する保険金を補償する海外旅行保険の提供を受けられるだけでなく、こうしたプラスαのサービスも受けられるということも意味します。

なお、海外アシスタンスサービスという言葉を当サイトでは使用していますが、言い方は様々で、JCB EITを発行するジェーシービーでは日本語安心サービスと言っていたり、エポスカードでは、緊急アシスタンスサービスと言ったりしていますが、意味するところは同じです。また、個々のアシスタンスサービスによって提供されるサービスは異なりますので、その点はお気をつけ下さい。

注意すべき6つのポイント

では、医療費キャッシュレスサービスがあれば全て安心か?というと、必ずしもそうとは限らず、気をつけなければならない点はいくつかあります。読むのが面倒な場合は見出しだけでも大体は理解できると思います。

①提携病院がどこにでもあるとは限らない

医療費キャッシュレスサービスが利用できるのは、保険会社と医療機関が提携関係にある場合に限られるため、いつ、いかなる状況でも利用できるとは限りません。提携病院が都市部にはあるけど、地方にはないというケースや、日本人旅行者の少ないマイナーな国や地域では、提携病院が全くないというケースもあります。

②保険会社と提携先病院との提携関係が解消されていることも

医療費キャッシュレスサービスは、保険会社と医療機関との契約に基づいて行われるものですが、契約は永遠に続くとは限りません。使おうとした時に提携関係が解消されていて、利用できなかったということのないように、事前の確認が必要です。

③保険金の範囲でしか使えない

医療費キャッシュレスサービスは、医療機関に支払うべき医療費を、私達に代わって、保険会社が払ってくれるサービスですが、その支払い原資は、あくまでも保険金です。そのため、保険金額を超えた分の医療費については、医療費キャッシュレスサービスを使うことができません。

④保険金の支払い対象外の治療では使えない

既往症(持病)や虫歯などの歯科疾病、妊娠・出産関連の医療費など保険金の支払い対象外となるケースでは、そもそも保険金の支払いがありませんので、医療費キャッシュレスサービスを使うことができません。

⑤保険会社により提携先医療機関が異なる

クレジットカードの海外旅行保険は、カード会社が直接保険サービスを運営しているのではなく、損害保険会社に委託してサービスの提供を行っています。委託された保険会社によって医療費キャッシュレスサービスの提携先医療機関の件数や提携先の多い国・地域に違いがありますので、医療費キャッシュレスサービスと一口で言っても色々です。

⑥家族特約の場合は利用できないことが多い

クレジットカードの海外旅行保険の中には、お子さんや両親など帯同家族分の保険をカバーしてくれる家族特約付きのものがありますが、家族特約の対象者については、医療費キャッシュレスサービスが利用できないケースがほとんどですので注意が必要です。

まとめ

医療費キャッシュレスサービスの利用価値は決して低いものではありませんので、海外旅行保険付きクレジットカードを選ぶ際の判断基準のひとつとして検討してみてはいかがでしょう。幸い、一部の年会費無料カードにも該当するものがありますので、無料のものから検討してみることをおすすめします。

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